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2015年01月25日

発達障害って!?その6

さて、通級教室に通いだしたRの本来の姿を思い出した私。
思い出し、Rへの愛情がすぐに復活したのか!?
すぐに息子を認められるようになったのか!?

これはでしたね…
相変わらず、通常のクラスではうまくいかない。
宿題や用意や日常生活の大変さも変わらない。
そして、やっぱり私は怒っていました。

ただ、週に一回のH先生との時間がRを認めてくれていました。
Rは今でもH先生に感謝しています。
「学校中でH先生だけが僕の話を聞いてくれた。
 認めてくれて嬉しかった。」

一年生の終わりにH先生から打診がありました。
「Rくんの困難さを理解するためにテストをさせてもらえませんか?」
「みんな受けてもらっているんですよ。」

H先生を全面的に信頼していた私は二つ返事でOKしました。
この時に受けた検査が「WISC」だったのです。

※WISC:知能検査の一種
      発達障害児はこの種の検査をすると極端な数値を示すことが多い
      例えばRの場合、言語能力がずば抜けて高く空間把握がとても低かった
      平均値をどれもとっておらず、高いか低いかの数値しかない

学校で受けることができるのは稀でH先生が資格を持っていたからこそ
Rは学校で受けることができました。
そして、学校で受けられたからこそWISCの結果と学校での様子、日常生活の様子
私との面談そのすべてをH先生が総合的に判断してくれました。

そしてある日、私はH先生と面談することになりました。
開口一番先生はこうおっしゃったのです。
「お母さん、息子さんは天才ですよ!
そして、診断結果はアスペルガー症候群だと知らされたのです。

この時、肯定的に障害を伝えてもらえて本当によかった!
ここで「残念ながら…」と伝えられていたら全然ちがっていたと思います。

次回は「本人告知」について書きたいと思います。

              
            

posted by tomomi at 21:13| Comment(0) | 息子のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月24日

発達障害って!?その5


さてさて、「通級教室」でお世話になることになったR。
週1回、通常の学級を抜けて自分で教室に向かいます。

初日、終了後に私と先生との面接がありました。
「言葉をよく知っていますね!びっくりしました。
 自分の状況もよく理解しています。
 頭いいね〜と褒めたら「よく言われます!」ですって(笑)
 自己肯定感も十分ありますね。
 Rくんの話はとても面白いです!」

小学校に入ってからはじめてRを認めてもらえたような気がしました。
そして、Rを叱りながらそのままの彼を認めてほしいと思っていたのは
私だったんだと気づいたのです…
えぇ、ママは反省ですよ…

「怒られてばかりだから赤ちゃん言葉になっちゃう…」
Rは全部わかっていました。
まだ処理する能力がないだけで、十分理解していたのです。
またまたママ反省…

そしてRが作った詩を先生が書き留めてくれていました。

たべものにもいのちがある

たべものにも いのちがある

ひととおなじ いのちがある

でもそれは ひととおなじ おもさの いのち

しゃべれないけど たべものにも いのちはある

こんな感受性豊かな面はまったく無視していました。
学校では評価されないいいところを見失ってしまっていました。

学校で集団生活すること
学校でいい子と認められること もちろん大切でしょう。

でもそれだけじゃないRのいいところを思い出し
反省と理解してくれた先生への感謝とRの素直さと…
いろんな感情が湧き出して号泣してしまいました。
はい、文字どおり号泣です。
泣き止んだ後に「ひっく」「ひっく」となってましたから。
先生、実はドン引きしてたんじゃないかしら?

長く、くらーい暗黒時代にようやく終わりがきました。
次は「発達障害の診断」について書きたいと思います。

posted by tomomi at 15:25| Comment(0) | 息子のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月21日

発達障害って!?その3

くらーい暗黒時代にお付き合いくださってありがとうございます。
今日もまだ暗いトンネルの中です

家でも私に怒られ学校でも先生に怒られていた息子。
どんな状態だったのかというと…

椅子に座っていられないので滑り台のようにズルズル下がり、また上がる。
消しゴムを定規で切り刻む。
みんながノートに何かを書き始めてからノートを探す(机にもないことも…)

何度も廊下に机ごと出され、参観日に息子だけ教卓の隣に机があったこともありました。

そしてそんな扱いを受ける息子からお友達が離れていきました。
まだ一年生、先生の威力は絶大でした。息子を馬鹿にする同級生が増えていったのです。
息子はどんどん自信をなくしていきました。
できていたこともできなくなりました。妹に優しくできなくなっていきました。
全部がうまく回らない…

そんなある日、またみんなの前で先生に怒られていた息子。
泣きながら大声で叫びました。
「みんなが僕を笑っているんだ!!」
そう叫んで教室を飛び出してしまったのです。

先生から電話がありました。
教室から飛び出して大変だったことの報告。そしてこう続けたのです。
「Rくんは言葉の教室へ通ってください。
 赤ちゃん言葉でしか話せません。」

そんなはずはありません。
家では普通に話しています。初めて私は何かおかしいと思いました。
家に帰ってきたRに話を聞きました。
それまではRの話も聞かず一方的に怒っていたことにも気づきました。

そして話し始めたRの口調にビックリしました。
「きょう、ぼくしゃぁ…」
確かに口調がおかしい
「ちゃんと話しなさい!ぼくしゃぁって何!?」

Rは私に萎縮していたのです。先生の前でも。
お友達の前では普通に話せていました。

なにかがおかしい!?これは何!?
怒れば躾けられる。
自分もそう育ってきた。そう信じて頑張った結果でした。



この頃の話を今、息子とすることがあります。
R「ママ、すごく怒ってたよね~」
私「ママも必死だったんだよ。ごめんね。」
R「僕も悪いってわかっててもできなかったんだよ」
私「そっか、なんでできるようになったのかな」
R「自分でやろう!って思ったからかな」

息子のアドバイスはいまのカウンセリングに非常に役立っています。
次は私達親子を救った救世主の登場です。


posted by tomomi at 23:17| Comment(0) | 息子のお話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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