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2015年04月22日

発達障害って!?その9

前回の更新から(発達障害って!?その8)なんと二か月近くたってしまいました。
持続性がなくてスミマセン…
カウンセラーで教えていてもこんなもんです。
クライアント様、ゆるりと生きていきましょ

今回は「木村 順先生の講演会に行ったこと」を書きます。

※発達障害の漢字について:
 発達障がいって書くのが一般的。「害」って字のイメージが悪いかららしい。
 でも、「がい」って書いても「害」って書いても私の気持ちは一緒。
 個性的で脳の資質が私とは違うってこと。
 日常生活には困るけど、脳のやる気スイッチが入ったら脳の全部を使えるすごい人。
 いわばスポーツカーみたいね。メンテには技術が必要。
 でも、気分を悪くする人がいたらごめんなさい。今後は障がいって書きますね。

さて、アスペルガーについて知識も増えてきたある日、療育の専門家の先生が
講演会をやるという情報をゲット!
(自分の興味がある分野は脳が情報をキャッチしやすいんです。
 子供に勉強させたかったら興味を引くことですよ〜)

それが木村 順先生でした。
療育塾ドリームタイムを開いておられ作業療法士でもあり、困難さを持ったお子さんの
父親でもある先生。

そこで「感覚統合」「協調性運動障害」というRの困難さの再発見をしたり
「障害を受け入れるのは指導者の役割で親は受容しなくていい」という
なんとも楽ちんなメッセージを聞きました
そして「自己肯定感」「自己有能感」の話も。

※「協調性運動障害」
  Rの場合は椅子にまっすぐ座っていられない
  ウロウロと歩き回る
  体の一部に力を入れるのが苦手(鉛筆や箸は未だにしっかり持てません)
  などの症状があります。
  これは大型のロボットに新米のパイロットが常に乗っているようなもの
  平衡感覚やどれくらいの力でものを支えるかなどの固有感に問題があるためにおこります。

※「感覚統合」
  もともと普通の人には備えられている筋肉と脳と感覚を一体化する感覚を
  その感覚のないRのような子に訓練で身につくようにすること

※「自己肯定感」
  ありのままの自分で愛されていると感じること

※「自己有能感」
  役割としての自分に有能で必要とされていると感じること 

「学校に合わせられるよう親が子どもを教育しなくちゃいけない」
「なんとか褒めて育ててできるように」と頑張っていた自分に気づきました。
まだまだ、自分が頑張っちゃうんですよね。自分の人生だけしか生きられないのに

「子どもが忘れ物をしたら先生は伝え方を反省すべきなんです!!」とも。
とても実践的で無理なく続けられる療育の方法も教えてくれました。
(詳しく知りたい方は本を出してらっしゃるので見てみてください。)

そして最後に「質問がある方は後で控室にどうぞ」と言ってくれました。
もちろん、行きましたよ
そしたらそこには部屋に入りきれない数のお母さんたちの姿が
(残念なことに講演会には学校関係者の姿もありましたが、
 控室には一人もいらっしゃいませんでした。この必死さの違いが意識の違いなんだよね)

そこで木村先生に言われたことがこうだったんです。
「お母さん、苦手なものはありますか?ない?
 う〜ん、それは親子共に不幸やな~」 と。

えっ苦手なものは克服するもの。
人に迷惑をかけちゃいけないんじゃなかったの?
苦手なものがないのに評価をもらえないことは初めてでした。
おまけにかわいそうって!?

「息子さんは困難さを理解してもらえない。
 お母さんは理解したくてもできない。お互い苦しいやろ。」
確かに!ものすごく納得しました。

つまり私の価値観のまま、Rに関わろうとするとお互いストレスになると。
木村先生は本の中でこう書かれていました。
「感覚統合は非常に理解が難しい。常識という知識の範囲内でわからない感覚の世界について
 それらをどういうものなのか実感できなければ、親身な関わり指導はできないでしょう」

確かにわたしは定型脳でアスペルガーのRの脳でどう感じているのかは
わからない。そんな事、考えも及びませんでした。
感覚が違ってできないんだと認めているようで認めていなかったのです。
「訓練でできる」という感覚だけありました。
彼の感覚を理解し「自己肯定感」を崩さないそれが今後の課題だとわかりました。


もう二年も前の話なので前後関係が不安です。
私の記憶の中の情報を頼りに書いています。(アラフォーの記憶…大丈夫か!?)
でも、この講演でカウンセリングの学びがぐっと深まりました。

※アスペと診断してくださったH先生も「自己肯定感がすべてです」とおっしゃていました。
そして、学校だけに任せていたらRの自己肯定感の危機だ(失礼!)と感じた私はこの講演の数週間前からNPO法人ファミリーカウンセリングサービスでカウンセリングを学んでいました。
この講演をきっかけに相手がどう感じているのか、カウンセリングにおいて大切なのは
何が正しいのかではなく、どう感じているのかを正確に把握することだと思ったのです。

さてさてこれで一応カウンセリングの学びにまでたどり着きました。
あーーーー長かった。
今後もRのこと、娘のHのこと カウンセリングやカイロプラクティックのことなど書いていきたいと思います。
「発達障害って!?」のシリーズはとりあえずおしまいです。

今年は派遣の事務のお仕事+カイロ+カウンセリングに加えて
な・な・なんとPTAの本部役員まで引き受けちゃいました
う、笑うしかない。二足の草鞋ならぬムカデの足を目指して楽しみます

では、また見に来てくれたら嬉しいです。

posted by tomomi at 00:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月07日

節分の思い出

今日は「発達障害って!?」はちょと休憩して節分の思い出を書きたいと思います。

節分に豆をまきましたか?
わが家は10才と5才が二人そろって「鬼は外!!!福はうち!!!」と大声でやっていました。

さて、節分と言えば鬼ですよね。(えっ?ちがう?)
うちの子供が通った保育園や幼稚園は本気の仮装をした鬼がでます。
そりゃ怖いわけです
娘は満三歳から幼稚園に通ったので未満児クラス時代があったのですが
なんと登園三日目に鬼出現
しばらく朝はびくびくしていて送り出すのが大変でした。

しかし「ふつう」は通用しないRの場合はやっぱり違っていました。
Rが二歳の時のことでした。
極度の怖がりだったので(アスペは突然の出来事に対処できないのです)
パニックを起こして大変なんじゃ…と心配していました。

豆まき会があったその日お迎えに行くと先生が爆笑しているのです
「今日、Rちゃんは泣きませんでしたよ!」
先生が満面の笑顔(いや、爆笑)で教えてくれました。
「え〜?鬼に豆を投げたんですか?」
ママがいなければRも頑張れるんじゃん!
「いえ、それが…(笑)」

鬼がでるとみんなはパニック状態。
頑張って豆を投げる子、先生に抱き付く子、逃走する子…などなど。
そんな中…Rは…

誰もいない職員室の前に移動して豆を食べていたのです
つまり彼は鬼に気づかなかったってわけ!

こんなところにも集団生活の難しさがあらわれていましたね~
毎年、この季節になると思い出します。
鬼より美味しそうな豆に脳が支配されてたんだろうな

posted by tomomi at 19:37| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月22日

発達障害って!?その4

なにかがおかしい!?そう気づいたのは一年生の三学期でした。
親子共に情緒不安定…すぐに泣いたり怒ったり
集団の中に行くと息子とほかの子を比べて落ち込んでいました。
どこに行っても変な息子が気になって楽しくありませんでした。

「息子が普通に育っていたらどんなに良かったか…」

そんな時、また学校から呼び出されました。
「今度は何を言われるんだろう…」
とても寒い日でした。
その日は担任の先生と話した後に
「紹介したい先生がいます。交代してもよろしいですか?」と聞かれました。
もっと怖い先生が出てきて責められる 
(自己肯定感が極限に下がると想像は敵だらけ!
 自分の味方は出てこないと思い込んでいるのです。)

ところが出てきたのは明るい女の先生でした。
「Rくんの様子をみせてもらいましたよ。
 個性的でおもしろそうな子ですね!
 週に一回くらい私の教室に通ってみませんか?」

「新米の先生だから大変でしょう?
 クラスもちょっと荒れていますしね

今までのくらーい話はぶっ飛んでいきました。
深刻に考えていたことを「なんでもないんですよ〜」と先生の雰囲気が伝えてくれました。

このH先生との出会いがなかったら今のRはありません。
私もカウンセラーになっていなかったでしょう。
はじめてあったのに安心したのを覚えています。
しかも当時、学校中の先生が知る問題児だったRを「個性的でおもしろい!」って
ものすごく前向きなパワフルさを感じました。

私はすぐにこの先生のクラスにRをお願いすることにしました。
このクラスというのが「通級教室」だったのです。
息子の小学校には常設の通級教室があって一人一人の困難さを理解し
助けてくれる専門の先生がいたのです。

※通級教室:知的な遅れはなくとも何らかの困難さを抱えた児童を療育する教室
      週に1〜5回、一時間マンツーマンで学ぶ
 療育:障害にあわせた学習法や生活法を学ぶこと

この先生の自己紹介の文章の中に耳慣れない言葉をみつけました。
「ADHD」という単語です。これは何だろう?
家に帰ってインターネットで調べてみました。

「ADHD」「発達障害」「アスペルガー症候群」「自閉症」 などなど
たくさんの聞いた事がない言葉がヒットしました。
私は夢中で読みました。そして確信したのです。

「あぁ、きっとRは発達障害なんだ…」

次からは通級教室に通い始めたRの事を書きたいと思います。
くらーい暗黒時代はとりあえずひと段落です。
この後は悶々、グルグル時代(なんじゃそりゃ!?)に突入します。

posted by tomomi at 20:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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